会話が途切れなくなるコツ

初対面の人と二人っきりになると、急に会話がぎくしゃくして続かないというのはよくある話です。コミュニケーションスキルが足りない、と言われればそれまでですが、何もコミュニケーションがうまい人=「話し上手」ではありません。相手が気持ちよく話できるよう、「聞き上手」になることも重要です。

あがり症の方や会話が苦手な方というのは、「何を話そう…」という意識が強く働きます。「自分の話してもつまらないんじゃないか」「こんな話面白くないかな…」など、“自分”に集中しすぎて、会話のキャッチボールが続かなくなり、気まずい感じになってしまうのです。

でも、話をするのは何も自分である必要はありません。相手が話をしてくれればよいのです。やることは相手が話す“キッカケ”を作るだけ。まったく難しくありません。2つのコツさえ押さえておけば、初対面でも驚くほど会話が続き、もしかすると相手は、「なんて聞き上手な人なんだろう!」と驚くかもしれません。もちろん、友人や恋人、営業先でも使えるコツなので、是非活用してみてください。

会話が途切れなくなるコツ

聞き上手になるコツ:バックトラッキング

バックトラッキングとは、「オウム返し」のことです。たとえば、会話の相手が「この間家族で旅行に行ったんですよ。」と話始めたとします。そこであなたは、「へぇ、ご家族で旅行に。」という風に、相手の言ったことをそのまま返すのです。これがバックトラッキング、オウム返しのことです。

あなた: どちらに行かれたんですか?
相手 : 京都に行ったんですよ。
あなた: あー京都ですか(バックトラッキング)。私はずいぶん行ってないですね。どこか観光しましたか?
相手 : ええ、清水寺に行ったんですが、財布を落としてしまいまして…
あなた: えっ!財布を落とされたんですか!?(バックトラッキング)ちゃんと見つかりましたか?

こんな感じです。バックトラッキングはいつでもどこでも、何にでも使える万能リアクションなので、困ったらバックラッキングすれば、とりあえず会話っぽくはなります(笑)。ただし、これだけでは会話は成立しません。ただ相手の行ったことをオウム返ししていては“次”の会話がなくなってしまいます。相手が勝手にしゃべり続けるタイプであればよいかもしれませんが、相手も緊張している場合は、そこで会話が終わってしまいます。そこで有効なのが次のコツです。

会話が途切れなくなるコツ

会話を続けるコツ:5W1Hを使って質問

相手に気持ちよく話してもらうためには、質問をしなければなりません。つまり、あなたの話の最後は質問で終わらせることがとても重要です。先ほどの会話をもう一度見てください。「あなた」の会話は必ず質問で終わっています。そして、質問を簡単に、早く作るコツは、5W1Hをイメージすることです。

いつ(When)・どこで(Where)・だれが(Who)・なにを(What)・なぜ(Why)・どのように(How)

例)
いつ行かれたんですか? ⇒ When
どこに行ったんですか? ⇒ Where
なぜそこに行ったんですか? ⇒ Why
どうやって行ったんですか? ⇒ How

このように、5W1Hを意識するだけで、質問は結構無限に出てきます。バックトラッキングで、ちゃんと聞いてくれている印象を与え、5W1Hの質問をすることで会話を続けさせることができる。この2つのコツを使えば、どんな場面に置かれても大丈夫です。まずは家族にでも使って試してみてください。