WE LIKE PARTY!! Yay Yay Yay

年始に、友人2名を招いてホームパーティを開いた。招いたというより、来たい!というので来てもらった、というニュアンスが近い。お目当ては、家ではお酒をまったく飲まない私の家にあるワイン。今回登場する二人は、お酒大好き、ワイン大好き。外で飲んでいると言って、酔っぱらってそこそこ長い電話をかけくる可愛い愛すべき友人だ。

今回は、ホームパーティを開く際の心構えや、それを取り巻く環境について考えてみた。しょっぱなから少し話が変わるが、momomoの職場にはキッチンがあり、みんなで料理を分担し、社内ホームパーティ擬きを開くことが度々ある。間違いなく美味しいので、定番メニュー扱いで大人気なのが、ディレクター春木さんの鳥のから揚げ。他のお料理は、その都度バランスを考慮した定番や創作料理が並ぶ。みんなに愛される定番料理があるのは、強いなぁ、と思う。「旬の素材を生かして味わうのが一番!」と、手間暇かけて料理を作ることを最近しなくなっている自分への戒めになる。

以前、出版記念会で料理研究家の先生のお話を聞く機会(仕事のお付き合い)があり、美味しい料理を作る極意について質問したところ「美味しいね」と食べてくれる人がいることが、最も大切だと笑顔で答えられ、激しく同意した。この流れで心のままに書き進めると、予定していた内容と別方向に話が流れていきそうなので、グッと踏みとどまるとする。

さて、ホームパーティに話を戻す。
家に人を招き「お料理美味しいね」と言ってもらえるように料理の献立を考えるところから準備ははじまる。ワインにあうように、イタリアン寄りの料理、食材をチョイスする。また、寒い季節なので、温かいお料理をラインナップ。そんなことを考えながら、買い物に行くと、思いもよらぬ食材が目に留まり、イメージしていた献立の3割くらいが変更となる。“柔らかい編集”が好きな私は、ガチガチに決めても遊びがなければ面白くないと確信しながら、3割増しの食材を買って家路へ。

冷めてもおいしい前菜から作り始め、家へ到着するタイミングを見計らって暖かいお料理が出来上がるようにしよう。そんな手順で進めていく。この日は、2人が2時間ズレで来ることになっていたので、最初にくる友達に照準をあわせ、私もお腹を空かせて料理を進めていた。友人Sが到着、基本のお料理の出来も、なかなか良いタイミングだった。しかしSは来る前に家族でイタリアンフルコースを食べてワインをいい感じに開けてきてからの訪問だった。連日飲んでいるそうで、一旦ウコンを摂取しながら、話にのみ花が咲く。料理のサーブは、予定通りにはいかないものだ。遅れて到着した友人Hも、スポーツ観戦で昼飲みからの合流。こちらは、お腹を空かせて現れたので、お料理もパクパク食べてくれた。やっぱりたくさん食べてくれると嬉しい。

ホームパーティのメリットは、時間を気にせず、音楽やカードゲームやシャボン玉(!?)など遊び道具もすぐに取り出せるので、楽しいことをするのに機転がきき、自由空間なのでリラックスできることではないかと思う。

私を取り巻くホームパーティの歴史を振り返ってみる。
故郷が九州の田舎ということで、幼少期から家族イベント、親戚イベント、近隣住民の地区イベント、両親の友人家族イベント、いわゆる“お呼ばれ”“お招き”が月平均3~5回はあったように思う。しばしば10名~15名程度のおもてなし料理を一人で作る母を、当たり前のように見ていたが、結構な労力だったろうと今自分がおもてなしする側になって切実にわかる。母が料理上手だと言われる理由は、この環境にあったのだと今更ながら思う。

上海でホームステイをさせていただいたご家庭は、奥様が外で働いていなくても、ホームパーティはじめ日常のお料理はすべて住み込みのお手伝いさんが作っていた。家族の健康や愛情伝達である食を、一手に引き受ける人はどのような立場で料理しているとしても尊敬する。

WE LIKE PARTY!! Yay Yay Yay

年末、スゥエーデン人の友人が自宅に招いてくれた際、こんな話をしていた。フランス在住時にイタリア人の友人にホームパーティに招かれて行ったらピザしか用意されず、しかも肉を食べないと言っていたのに、肉入りピザだったので、とても驚いたというのだ。育った環境問わず、個人の意識や認識の違いも大きいと思うが“おもてなし”に対する考え方の違いは、友人関係においてひとつの重要なファクターになる。

日本でも様々な形態のホームパーティが開かれている。楽しかった思い出も多いが、特に記憶に残るのは、イタリア料理店、和食料理店、バーテンのお仕事をする3名がルームシェアをしているホームパーティ。数回誘ってもらったが、どれも記憶に残る美味しいお料理とライブ感だった。キッチンカウンターでお寿司を握ってくれ、大きな生ハムを目の前でカットしてくれ、カクテルも振ってくれる。全てが完璧。これはもう、プロですから例外ですかね。美味しいお料理があると、心が踊り、会話も弾む。そんな場を演出できる人になりたいな、と思う。

年始1回目のホームパーティは、終電間際にご機嫌な友人たちを駅までお見送りして楽しく幕を閉じた。まだまだ未熟なホストの私は、ホームパーティで使い切れなかった普段常備しない種類の食材を、その週どう使いきるか考えてワクワクするに留まる。

自分のホームパーティ力がどのレベルなのか?気になる方は、ホームパーティの普及と情報発信を目的に設立された一般社団法人日本ホームパーティ協会の資格認定試験があるので、力試しに受けてみるのも一興ではないだろうか。

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資格試験・検定

ホームパーティを開催するために必要な知識と技術を正しく身につけ、ゲストに喜ばれるパーティーを開くことができるスペシャリストを認定するという目的により、ホームパーティ検定を設置。資格試験の実施を行っている。

  • 1級 – ホームパーティのあらゆる知識に精通し、楽しみ方を広めるための教室を開催できる。
  • 2級 – ホームパーティの基礎知識を理解し、円滑にパーティーを開催できる。
  • 3級 – ホームパーティの魅力を理解し、まわりへ伝えられる。