【七変化おまけ付】“和ハーブ”散策

先月のよみもももで冨樫さんが春のとても素敵な【お花見道中】を書かれていた。ワクワク、キュンキュン、ほのぼのした。実は私もかなり近いテーマで書くつもりだったが、締め切り直前にフト気が変わりテーマを変えた。あやうく、同じテーマになるところだった。ほっ、良かったぁ。

そんな矢先、近所を散歩していると初夏の花々が目に留まる。またまたそんな矢先、駅棚のフリーペーパーの“和ハーブ”という、あまり馴染みはないが想像当にするニューワールドが目に留まった。創刊当時から、半歩先を狙った面白いテーマの特集をするフリーペーパーで、置かれているとつい手がのびる気になる存在だ。

特集では、和ハーブ図鑑なるものがイラストと効能つきで紹介されていた。和ハーブの解説によると、日本に根付く和ハーブは約500種類以上で、日常的に使われてきた和ハーブの歴史や人との関りを紹介してくれている。

  • タチバナ(橘)※平たく言うとミカン(蜜柑)
  • カボス(臭橙・香母酢)
  • ヨモギ(蓬)
  • ドクダミ(蕺)
  • フキ(蕗)
  • タンポポ(蒲公英)
  • セリ(芹)
  • ウド(独活)
  • ハッカ(薄荷)
  • シソ(紫蘇)
  • ゲットウ(月桃)

などが取り上げられていた。更に、ハーブというとラベンダーやカモミール、パクチーなどが浮かぶ人が多いと思うが、これらは海外ハーブであるという線引き解説がついていた。確かに、野菜においても「有機・オーガニック・減農薬・遺伝子組み換えではない」などに意識が向いてきている昨今、種においても日本古来種や、地域伝統種、いわゆる固定種・原種・在来種というものが見直され、少しずつ活気を取り戻している社会潮流を感じる。種の話をしたが、上記の昔ながらの薬草と言われる類のものは、基本的に虫や病気を寄せ付けにくく、雑草や荒れ地でも逞しく育つものばかりだ。わざわざ手間暇かけて育てなくても、勝手に育っていく遺伝子的強さがある。この特集は「和ハーブたちの魅力を知り、もっと生活に積極的に取り入れてもいいのでは?」という提唱だろう。

“ハーブ”と言って最初に思いつくのは?

私の場合は、日常で飲用するハーブティー、ニュースで目にする脱法ハーブ(大麻など幻覚作用のあるもの)、西洋料理のアクセントで馴染みのハーブ花屋に並ぶハーブの苗などがある。特に馴染みのあるハーブの苗は、大抵育てるのも増やすのも簡単で、料理用にベランダで少し育てておくと、ちょっとした時に重宝する。ミント・バジル・ルッコラ・ローズマリーあたり。そう、これらは全て西洋ハーブと言われるハーブだ。

“ハーブ”の一般的な意味を調べてみる

ハーブは「草」「野草」「草木」を意味するラテン語のherbaを語源とし、フランス語でherbe(エルブ)、古英語でherbe(アーブ)、これが変化して英語のherbとなり日本に伝わりハーブという言葉が使われるようになった。利用方法の代表例は…

  • 料理の香り付け
  • 保存料
  • 香料
  • 防虫

また、香りに鎮静・興奮などの有用作用を持つ緑の葉を持つ草、茎のやわらかい植物などを指すことが多く、同様の有用植物であっても、種子、実、根、樹皮などは香辛料と呼ばれることが多い。ただし香りや薬効がある有用植物全般をハーブとして扱うこともある。それを踏まえて、“和”をつけるハーブについて考えてみたい。

“和ハーブ”という言葉の認知度について考えてみる

“言葉”は、時代と共に変遷し、新語も作られる。古語辞典の言葉などを例に出すとわかりやすいが、今は耳慣れない言葉が、当時の常用語なのだ。言葉として誕生してすぐに消えるものもあれば、後世まで使い続けられる言葉も、もちろん複数ある。以前、雑誌が強みの出版社とお仕事をしていた。期間は8年間ほど。その間、時代のトレンドを牽引するようなニューワードが流行るのを近くで見てきたが、今はWeb発信、Webに関連する言葉の認知度やバズり具合のほうが大衆で、その影響力は年々増える破竹の勢い。昨年末ある忘年会で”ガーデニング”雑誌創刊の編集長の方と同席させていただいたことを思い出した。その方は、”ガーデニング”という新たな言葉を作り、日本に定着させた方だ。英国のイングリッシュガ―デンのように庭を彩るアノ❝ガーデニング”だ。日本語の園芸・家庭菜園・庭仕事など、いずれも英語の翻訳の枠に当てはまらなかったので、新たな言葉が生まれたのだ。今ある言葉では、伝わらない͡コトやモノは、まだまだ沢山あるだろうし、新たな❝ナニカ”が生み出されるたびに新鮮な言葉が生まれる。“和ハーブ”流行るだろうか?バズるだろうか?などと、思いを巡らせてみる。

散歩道の“和ハーブ”を探して

近所を散歩をしながら和ハーブを探してみた。

1.ビワ(枇杷)葉の有用性として❝あらゆる慢性病に効く”といわれる。枇杷茶にして飲むのが一般的。「一家に1本枇杷の木を植えれば健康でいれる。」は祖父の口癖だ。※ただ確か「和」ではなく「漢」ハーブですね。同類ということで、いっか。

 

2.ドクダミ(蕺)葉は、健康茶やナチュラルコスメの原料によく使われる。都内でも至ることろで見かけるが、葉をこすると強い香りがたつ。

おわりに

“和ハーブ”という言葉が認知されることで、嬉しいことが起こる可能性について少しだけ考えてみた。現代人の一定層の人にしか注目されてこなかった馴染みの薄い日本古来の有用な植物たち。これらの“和ハーブ”の認知度があがることで、

  • 和ハーブ料理教室
  • 『和ハーブで豊かな食卓』○○社
  • 和ハーブ摘みツアー
  • ○○村の和ハーブ観光
  • 和ハーブフルコース
  • 和ハーブ認定試験  などなど

スクール、マスコミ、旅行会社、地方時自体、飲食、協会などなどの活性化につながる。1ワードのフラグがたつことで、意識の向き方やアンテナの角度がガラリと変わるのが面白い。新たなビジネス、健康意識がより高まることに期待できそうだ。

良いものは良い。本物は本物。好きなモノは好き。

「自分が本質的に必要としているかどうか?」が、一番大切なことだと思う。

おまけの雨散歩

【七変化おまけ付】“和ハーブ”散策

雨の季節の花といえば、アジサイ(紫陽花)。momomoの会社周辺を少し歩くだけで、多種多様なアジサイが見られる。

Webサイト制作において、第一印象を決める重要なデザインを制作するデザイナー。お客様の要望や、ブランドイメージは、十人十色。それに合わせて、デザイナーも七変化してデザインをする。アジサイ七変化、デザイナー七変化。お客様の希望のカラーを、弊社でデザインをさせていただきます!